通年性:ハウスダスト・ダニ・カビ・ゴキブリ・ペットなど花粉以外が原因になり一年中症状があります
季節性:スギ・ヒノキ・ブタクサ・オオアワガエリなど花粉が飛ぶ時期に症状があります
※アレルギーとは異なりますが、気温の変化に自律神経のコントロールがうまくいかずに起こる血管運動神経性鼻炎も同じような症状です。
花粉症の原因になる草木は60種類あると言われますが、認知度が高く人口が多い「スギ花粉症」「ヒノキ花粉症」の伊豆半島の飛散予報は、早いと1月最終週~2月中旬です。
2月になると受診が急に多くなります。
花粉症に悩まされるのは大人だけではありません。
子どもの10~20%以上に花粉症があり、就学前の発症も増えています。
目がかゆい、鼻水が出る、くしゃみが出る、鼻が詰まる、肌がかゆい、喉がかゆいなど、人により異なる症状や程度に合わせて、飲み薬、点鼻薬、点眼薬などを処方することができます。
鼻水や肌のかゆみを和らげる抗ヒスタミン薬は、助けになる一方で眠くなる副作用もあるので、小児科では数ある抗ヒスタミン薬の中から、年齢や症状に適したもの、できるだけ眠気の少ないものを処方します。
困っている症状を詳しく伝えましょう
鼻水がたれるのか、つまっているのか、透明なのか、濁っているのか、によって西洋薬であっても漢方薬であっても選択肢が変わります。
困っている症状はできるだけ詳しく伝えましょう。
「効かなくて困る」「眠くて困る」も遠慮なく相談しましょう。
眠くなる薬もあります
花粉症でお悩みの保護者様も多いと思います。
市販薬で乗り切る人、処方を受けている人、注意事項には目を通しましたか?
抗ヒスタミン薬は、眠気の副作用から、車の運転は「注意」「禁止」のものがあります。
運転に関して「注意」「禁止」の記載がない薬は、
だけです。
効かなくて困る の前に花粉を減らす工夫も欠かせません
お出掛け時には
体育のあとや帰宅後は
洗濯物やお布団は
花粉症とのおつきあいは長くなりがちなので、小学校上級生~中学生さんは自分で問診票を書いてみることをお勧めします。
アレルギー性鼻炎の症状を和らげるために①アレルゲンを取り除く・避ける・減らす②お薬(内服・点眼・点鼻)が中心でしたが、アレルギーの原因物質(スギ・ダニ)を毎朝少量ずつ舌下に投与し、少しずつ症状を和らげる方法もあります。
が治療を受けるにあたり最低限必要な条件になります。
治療開始の簡単な流れ
①受付:スギまたはダニアレルギーの検査結果をご提出下さい
②診察:待ち時間におやこで資料をお読みください
③処方:治療の適応と判断されれば2週間分処方されます
④滴下:クリニックにお戻りいただき初回投与します
⑤安静:アレルギー反応が出ないことを確認するため、30分クリニック内でお過ごし下さい
⑥帰宅:翌日からはご自宅で毎朝指示された量を服用します
⑦通院:3年間、2週間毎~毎月処方を受けます
むらかみ小児科クリニック
〒414-0034
静岡県伊東市瓶山1-9-7
Tel:(0557)52-4710