秋の花粉症

お鼻むずむずの子が増えてきました。

秋に向かうこの時期は、

●気温差(寒暖差による血管運動性鼻炎)

●イネ科や、ブタクサやヨモギなどキク科の花粉(秋花粉によるアレルギー性鼻炎)

で鼻水やくしゃみが出やすくなります。

 

ウイルスや細菌を洗い流そうとして出る鼻水は透明ですが、かまないでとどまっているとウイルスや細菌のえさになり、黄色や緑の膿性の鼻水になり副鼻腔炎(蓄膿とも言いますね)になってしまうことがあります。

こうなると鼻水をおさえるお薬は力不足。

たまった膿性の鼻水を出しやすくする漢方薬や、時に抗生剤を処方することもありますが「出す」ことが大事なので、診察時に吸引器で吸わせてもらうこともあります。
乳児さんは こまめに鼻水を吸ったりぬれガーゼでぬぐったりしましょう。

幼児さんは 片鼻ずつ、口を閉じて、鼻をかむ練習をはじめましょう。

学童さんは すすっているときにはかむよう声掛けをしましょう。

顔を洗う時や「ぶくぶくぺっ」をする時のように、少し前かがみになって鼻をかむと副鼻腔の構造上、たまった鼻水が出やすくなります。

Ns.Murakamiは鼻うがいは苦手なのですがw通年性鼻炎がひどい次男は、症状にあわせて目も鼻も洗っています。

鼻を吸ったりかんだりする前に、鼻の洗浄・保湿を目的に使う、ベビー用鼻ミスト、キッズ用おとな用の鼻うがいキットのサンプルをさしあげています。